みなさんこんにちは、クマコネ事務局です。熊本のイマや熊本について知っておいてほしい情報をお届けしている「クマコネインフォ」では、県や市町村からのお知らせや熊本日日新聞の記事を掲載してまいります。
1. 【甲佐町】~390年の歴史を未来へ~甲佐町「やな場」が再起に向けて動き出します!!(市町村からのお知らせ)

390年前の寛永10年、当時の肥後藩主・細川忠利によって造られた「水田用水の場」が、その後、代々の藩主が毎年とれたての落ち鮎を楽しみに訪れる場所として広がり、「甲佐町やな場」として現在まで受け継がれてきました。
毎年6月の鮎漁解禁以降、情緒豊かな茅葺き屋根のあずま屋などの景観や、香り高い鮎料理を求める人たちでにぎわっていました。
しかし、先人の知恵で積み上げられ、これまで竹簾を支えたり川を堰き止めるために大きな役割を果たしてきた石積みは、近年の熊本地震や大雨の影響で崩れてしまい、さらにこの2年間は新型コロナウイルス感染拡大の影響で営業されることなく、町の観光客も大幅に激減。担い手がなかなか出てこない中、地域で守っていくことが困難な状況に陥っていました。
そのような中、「やな場」再建に向けて立ち上がったのは、一般社団法人「パレット」のメンバーです。
一般社団法人「パレット」は、甲佐町内の古民家を再生したホテル「NIPPONIA甲佐 疏水の郷」やイタリアンレストラン「Trattoria SanVito」、キャンプ場「COMMON IDOE」の開業に尽力。現在もこれらの施設の運営に携わり、この他にも甲佐町の交流人口拡大や地域経済の循環に向けた様々な取り組みにチャレンジしています。
現在、やな場の営業再開に向けた準備を進めていますが、このたび、資金調達のために「クラウドファンディング」を立ち上げられました。
詳しくは、下記URLをご参照ください。
調達した資金は、竹の張り替えや石積みの再建、通年営業に必要な備品の購入、やな場復活の過程を動画等のコンテンツとして保存するための費用に充てられます。
ご支援、ご協力よろしくお願いいたします。
九州の真ん中、熊本県甲佐町。新幹線や空港からも1時間弱の距離にある人口1万人の町です。
最近は、アウトドア施設や古民家を改修したショップが相次いでオープンし、ワクワクするスポットが増加中。
2. 2つの新しい橋の名前を募集中!(県からのお知らせ)

熊本天草幹線道路の本渡道路については、令和4年度の開通に向け、整備を進めています。
現在、開通に向けて、①上島と下島をつなぐ新しい橋(県で建設中)と、それにつながる②本渡道路につながる新しい橋(天草市で建設中)の名前を募集しています。
この2つの橋が、県民、市民の皆さんに長く親しみを持ってもらえるような名前を募集します。
詳しくは、下記URLをご参照ください。
3. 注目のニュース・トピックス(熊日の記事等から)
※新聞記事等については掲載日時点の情報のため、状況が変わっている場合があります。

熊本地震6年…遺族ら「復興に向け前へ」 県庁で追悼式、鎮魂の祈り
熊本地震の発生から6年となった14日、県内各地が鎮魂の祈りに包まれました。

10円高いバス運賃 2年以上ミス放置 同じ区間でも路線で差 熊本都市バスが指摘受け修正
熊本都市バスが運賃設定を誤り、同距離の同一区間でも路線によって運賃に10円の差が生じるケースが複数あったことが熊本日日新聞の調査で分かりました。同社は指摘を受けて12日から運賃を下げて均一にそろえました。

カラフルな道路舗装、何でこの色に? 熊本県独自の統一基準 視覚的に注意喚起、安全守る
近年、よく目にするようになったカラフルな道路舗装。熊本県宇城市の元会社員の男性(67)が「SNSこちら編集局」(S編)に「従来の白塗りではなくカラー舗装を施すのには何か基準があるのでしょうか?」と写真とともに疑問を寄せました。